健康保険が適応されている保険診療は、
治療にかかる費用の一部で治療を受けることが可能なため、
患者は治療費を少なくすませることができます。
一方、健康保険が適応されていない治療においては、
全額自己負担での自費診療となるので、
金額の差が大きく非常に高額な印象を受けるということがあります。
しかし、自費診療は保険での診療のような制約がほとんどないので、
症状に適した素材、患者にあった処置をすることができ、
高度な処置と共に「時間をかけて行う治療」を提供する事が出来ます。
これが一番の保険診療と自費診療との違いです。
保険診療と自費治療の違いをまとめると
・治療内容
保険診療・・・必要な治療のみ受ける事ができる。
自費治療・・・様々素材での治療、症例ごとに合った治療が行える
・費用
保険診療・・・健康保険での治療ですので、経済的な負担は減ります。
自費治療・・・費用はかなり割高になります。処置によってかなり変わります。
・治療時間
保険診療・・・保険での売上が変わらないため、医者は短くしようと考えます。
自費治療・・・最適な治療を行うため、
時間はたっぷり使う事が出来ます。その分費用はかかります。
耐久性や見た目など
保険診療・・・銀歯など決まった素材などを使用するため、
あまり見た目や耐久性は重視していません。
自費治療・・・セラミックやその他、
審美性が良い素材や上質な物を使えるため耐久性も良いです。
といった形で違いが生まれてきます。
その為、歯科医院では、自費率というものが大事になってきます。
もちろん、患者の意向を第一に考え、その上で提案し、選択してもらう事が重要になってきます。