自費診療は保険診療と比べると時間とお金がかかります。
ですが、スーツをかう時イメージしてください。
オーダーメイドスーツを買う時と、
出来合いのスーツを買う時では、かかる時間、お金は違いませんか?
ひとりひとりに合った治療を行い、
オーダーメイドの歯を作る為には必要な事なのです。
合わない入れ歯でこの先の年月を
辛く過ごす事に比べるとお金と時間を費やしても
自費診療で入れ歯を作って満足な生活を手に入れる方が良いのです。
これは人それぞれなので、強要はしてはいけませんが、
良いものを勧めるのは当然の事です。
よく、見た目はいいけど、耐久性が低いから
保険適用外なのでは?という質問をされます。
自費治療をしたものが保険適用外だからといっても、
耐久性が低いなんて事はありません。
歯科の材料として新しい材料がどんどん開発されています。
ただし、本来は全て適用したい所が
国の財源には限界がありますから、
良いものだからといって保険を全てに適応するわけにはいかないのです。
よりよい材料を使う事で、高度な技術を使う事ができ、
違和感の少ない装着の出来る入れ歯が
出来る。そして、治療に予防・管理が行えるようになり
見た目にも美しい歯が手に入る。
ですので、自費診療はメリットとして
とても良い事があると捉えてもらいたい診療なのです。
ただし、保険外の診療に全てを求めてはいけません。
もちろん限界があるので、例えば1000万円かければ、その分、
とても良い素材があるかと言われるとあるわけがない。
絶対に歯が汚くならない素材なんてものもありません。
つまり、最終はどれだけ歯を大事にするか
ということに落ち着いてくるのだと思います。